第115章

高橋遙が帰宅すると、中村清子はまだ起きていて、ずっと待っていた。

彼女がシェリーに生理が来たと知ると、目を丸くして驚いた。「犬にもこういうのがあるの?!」

高橋遙は小さなパンツを開いて、シェリーに履かせた。

ぴったりだった!

おそらくパンツを履いたことで、小さな犬のプライドが守られたのだろう。シェリーは少しドッグフードを食べ、水も飲むと、寝るときには高橋遙の胸にふわふわと寄り添って...

灯りを消しても、高橋遙は寝返りを打ち続け、夜中過ぎになってようやくぼんやりと眠りについた。

……

二日後、彼女は上村舞と一緒に杉山奥さんが紹介してくれた店舗を見に行った。あらゆる面で本当に適し...

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